こくゆう きんさい・ほうおう しうんさく
8500円(化粧箱入り・税込)
木箱別途1500円(税込)
※この作品は「売り切れ」となっております。
ご予約につきましては、以下のラインまたはメール・ファックスにてお問い合わせください。
今回ご紹介するのは、正面に大きくつばさを広げた「鳳凰」を純度の高い金で描いた抹茶碗となります。
鳳凰は、吉祥紋(きっしょうもん・おめでたい文様)として古代からもちいられてきた意匠(いしょう)です。
お正月は、もちろん、年中お使いいただける絵柄の抹茶碗となっています。
令和の新年は、吉祥紋の「黄金の鳳凰」の絵柄の茶碗で祝う。
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/3bc5d8fc9ec6abb1c2c06cb5bc902b83.jpg)
鳳凰は、古代中国から伝わる瑞鳥
「鳳凰」(ほうおう)は、古代中国から伝わった瑞鳥(ずいちょう・おめでたい鳥)です。
聖徳をそなえた天子(王)が誕生する兆し(きざし)として現れるとされました。
鳳凰は、オスを「鳳」(ほう)、メスを「凰」(おう)と呼びます。
鳳凰の姿は、以下のようにされています。
- 頭が「金鶏」(きんけい・キジの一種)
- 首は、「龍」
- 体は、鴛鴦(おしどり)と麒麟(きりん)
- 足が、「鶴」(つる)
- 翼(つばさ)は、「燕」(つばめ)
- 尾は、「孔雀」(くじゃく)
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/9cab5dbdda1a6ffa220af8a2c35a1b24.jpg)
また、鳳凰の伝説は、古代中国にはじまります。その後、日本や朝鮮などアジア全域に、装飾・工芸品・物語などに登場するようになりました。
日本では、今から約1400年前の奈良の古墳時代(こふんじだい)に鳳凰文(ほうおうもん)が伝えられます。
今日まで、吉祥文(きっしょうもん・おめでたいしるし)として工芸品の模様として用いられてきました。
有名な工芸品では、京都の平等院鳳凰堂(びょうどういん・ほうおうどう)や金閣寺(きんかくじ)の屋上の鳳凰が有名です。
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/b0820d1d7e927599e6eddd62411f3708_s.jpg)
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/23ed21273b6fb4ade73695acf8209acf_m.jpg)
今回は、吉祥文として古来から愛されてきた「鳳凰文」の抹茶碗をご紹介します。
すべての工程が、清水焼の熟練職人の手づくりとなってます。
また、窯元の直売のため中間手数料が無料となります。職人の手づくりであってもリーズナブルな価格でご購入いただけます。
黄金の鳳凰の羽のひとつひとつまで丁寧に描く。
※パソコンでご覧の方は、クリックで画像拡大します。
茶碗正面に鳳凰 内側に菊と桐の御紋
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/761bdea9c2b45a9bf4e9e31af54271d0.jpg)
茶碗の正面に「鳳凰」を配置。茶碗の内側には、「菊」と「桐」(きり)の御紋を絵付けした茶碗となります。
翼を広げた鳳凰の黒と金のコントラスト
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/57295575dafa2b12762a37a44d8b3769.jpg)
茶碗正面には、鳳凰がつばさを大きく広げた雄々しい絵付けをほどこしております。黒と金のコントラストが美しく輝きます。
鳳凰の向こうに菊桐が見える
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/16ab33da036341853200e0a76c785d33.jpg)
茶碗に向かって左側の絵です。 この角度からでも正面の鳳凰の絵とその奥には菊の御紋が見えます。
茶碗の右側から見た鳳凰と菊の御紋
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/ac08afb4c7a710185ff81785077264c1.jpg)
茶碗に向かって右側の絵付けです。左側のから見たものと同様に、鳳凰と菊の御紋が見えます。
深い黒とツヤのある天目釉
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/6533969847ac4c5d19a51a2969e412ab.jpg)
茶碗の後ろ側です。この黒い「うわぐすり」は、天目釉(てんもくゆう)と呼ばれます。深みとツヤのある黒となっています。光が映りこむようなツヤとなります。
内側には、菊と桐の御紋
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/b554f388ae047f7122511d62e6713fc9-1.jpg)
茶碗をななめ上から見たところです。菊の御紋を桐の文様でかこんでいます。金で描かれた御紋が美しく光ります。
「茶だまり」もしっかり作る
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/300bcec2c3be51433f99fb2e828fa2c5.jpg)
茶碗を真上から見た写真です。「茶だまり」もしっかりと作られています。茶だまりのくぼみに、飲み残しの抹茶がキレイにたまります。
菊の御紋は「盛り金」で質感を上げる
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/29a2e969db433849593c746bbaee5a63.jpg)
内側の菊の御紋は、菊の花びらの輪かくを盛りあげて描きます。文様が立体的に浮かび上がります。
正面の鳳凰は、「盛り金」の技法。羽のひとつひとつを表現。
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/1b92a674dce77d18993b17ff499f5948.jpg)
茶碗の正面に大きくつばさを広げた鳳凰。その絵付けは「盛り金」(もりきん)と呼ばれる伝統的な技法をもちいています。
鳳凰の羽の1枚1枚のりんかくの部分を盛り上げることで、鳳凰の絵が立体的に仕あがっております。
女性の手にしっくりくるサイズと重さ
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/fea74871f5ab23c702dad8b3e6393bd4.jpg)
当窯元の女性職人が手に持った写真です。小さめの女性に手にもしっくりくる小ぶりのサイズ。
また、軽すぎる茶碗は、割れやすく安っぽい印象も与えます。適度に重みをもたせることで、茶碗の質感と茶をたてるときの安定感がでます。
お茶がたてやすく、使い勝手もよい
茶せんが振りやすい広さ
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/39c704024ab76f1824ffc075d8850a5b.jpg)
「100本立ての茶せん」でも、余裕のある見込み(内側)のサイズ。茶せんを振りやすいので、しっかりと美味しい茶をたてられます。
飲み口は玉縁で欠けにくい
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/6d4673ad16d078e1a6f7ac8cc2d1ec64.jpg)
「玉縁」(たまぶち)とは、飲み口を丸く、少し厚みをもたせて仕上げることです。飲み口が欠けにくくなります。
女性にピッタリなサイズ
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/52597437baf4dd804c9075dce4772598.jpg)
サイズは、口径が約11.7センチ。高さが約7.5センチ。女性の手にしっくりとくるサイズでする。
裏は、黒と白コントラスト
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/63f887525386477bcbb7be7e287df7f2.jpg)
仁清土(にんせいつち)と呼ばれる白い土をもちいています。江戸時代から茶陶に使われてきた土となります。
持ちやすく安定する高台
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/ca0a6bbcc102aafad53f63896368659d.jpg)
お湯を捨てるときにも、持ちやすく、とり落とす心配がありません。不安定な畳でも安定します。
二代目・紫雲作の陶印
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/066251ab365e8c4f2c7ff236cfd33c91.jpg)
茶碗裏側に押された陶印(ハンコ)。「紫雲」(しうん)という銘(めい)となっています。
化粧箱とダンボールで梱包もしっかり
化粧箱付き
![化粧箱の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/1894172d88ab0292c2e8e0054b5aaca1.jpg)
化粧箱(紙箱)にて梱包してお届けします。化粧箱とは、箱の表面に和紙をはりつけて作った美しい箱となります。
梱包もしっかり
![ダンボールに入った化粧箱の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/904e15107a3ab90447e095c9c65c8256.jpg)
茶碗をクッション材で。包み化粧箱に入れます。さらにその上から厚手のダンボールに入れて発送いたします。
![ギフトボックスにつきましての見出し画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/533d6694c9c2d638a6638a1405b8a5bc.jpg)
・価格 500円(税込)
木箱+ギフトボックスの場合は合計2000円(税込)となります。
・熨斗(のし)無料
※熨斗の種類・お名前は、ご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
・手書きメッセージカード 無料
メッセージはご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
※メッセージは20文字程度まで
・手さげ紙袋 無料
※ギフトボックスは、ご購入画面にて「ギフトボックス」をご選択ください。
化粧箱のギフトボックス
化粧箱(紙箱)入りの商品のギフトボックスは、以下の写真のようになります。
紅白の和紙で作られた京都寿紙工製の化粧箱。
「梅結び」のおめでたい水引をあしらっております。
![ギフトボックス紙箱(のし無し)の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/ffae092d807f050c9aea433507b6eaa1.jpg)
![ギフトボックス紙箱とのし(蝶結び)の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/254127dde4e256c3e393c887805e825e.jpg)
木箱のギフトボックス
木箱(桐)入りの商品のギフトボックスは、木箱を化粧箱のギフトボックスに納めて発送いたします。
「木箱入りのギフトボックス」は、ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」の両方をご選択ください。
+木箱1500円(税込)
+ギフトボックス500円(税込)
+合計2000円(税込)
木箱(桐)
木箱は「桐箱」となっております。
木箱は別途1500円(税込)となります。
木箱ご希望の場合は、
「ご購入画面」にて木箱をご選択ください。
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2024/09/ca352886f3a33773c9c1e75ddef08e6e.jpg)
![木箱とウレタンの画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/5abc06048813acfac6452f75b810cfad.jpg)
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/829b3b4a3452c1601645e64742469b68.jpg)
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2024/09/26a2e72de7c5959cee22860fac304529.jpg)
おかげさまで当窯元では創業から約80年、発送による破損はございません。
木箱をさらに紅白の「化粧箱」の中におさめます。
化粧箱には、「梅結び」と言われる、水引をあしらっております。
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスのし無しの画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/9d70972ffacb490e70405a02006d2381.jpg)
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスののし有りの画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/df809ce29756b2a121add4d5a2dfc828.jpg)
※ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」をご選択ください。
※ギフトには、納品ご請求書などは梱包されません。
配送につきまして
配送につきましては以下の写真のように、ギフトボックスを「ウレタンとダンボールの外箱」に納めて発送いたします。
![ギフトボックスと木箱を入れる外箱の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/e08de7074d95fafb89a6837ef686e046.jpg)
![ギフト用の手さげ紙袋の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/420397aa71dea55fdd7de302ea8097ef.jpg)
![京都はしもと製陶所ロゴマークと京焼清水焼認定シールの画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ef5329e8591a080c5709043d89d4c286.jpg)
清水焼の伝統技術でつくる
職人がていねいに絵付け
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/72cb32c256f6b09624a21b331b61d22d.jpg)
当窯元の熟練の職人が清水焼の伝統技術製作します。鳳凰の羽のひとつひとつまで、ていねいに絵付けします。
全行程が手作業
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/9d4e3a248c26ca5e4d48cebaf77d522c.jpg)
茶碗の成形も、もちろん職人の手づくり。茶道具専門の職人が、茶碗の全工程を手作業で仕上げます。
令和最初のお正月は、吉祥紋の鳳凰でお迎えしましょう。
![](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/3bc5d8fc9ec6abb1c2c06cb5bc902b83.jpg)
来年は、令和の時代に入って初めてのお正月となります。新たな気持ちで新年をお祝いしましょう。
黄金に輝く吉祥紋(きっしょうもん・おめでたい文様)の鳳凰。今年一年のあなたの船出を新たな気持ちで祝います。
また、鳳凰の絵柄は一年中お使いになれます。
![当窯元の代表者の画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/f997728a6c6ea74e77ce487b96fb6be8.jpg)
令和はじめての元旦は、気持ちをあらたにスタートしたいですね!おめでたい吉祥紋の鳳凰。そして、黒い茶碗は抹茶のグリーンが美しく映えます。
商品名 | 抹茶碗 黒釉 金彩鳳凰 (こくゆう・きんさい・ほうおう) |
価格 | 8500円(税込み) |
作家名 | 橋本紫雲(しうん) |
サイズ | 口径/約11.7cm 高さ/約7.5cm |
重さ | 約200g |
家電対応 | 食洗機/不可 電子レンジ/不可 |
梱包 | 化粧箱(紙箱) |
注意点 | ※ 若干のサイズ・絵の色の濃淡やがございます。 商品はひとつひとつ手作りです。手作りの風合いとして、お楽しみください。 ※非常に微細なピンホール(透明な点)ががまれに出ます。天然の素材を使用しているため、非常に微細なものは残る場合が、ございます。ただし、大きなものは検品の際に排除しております。 |
当窯元の作品は、工房直売のネット限定価格となっております。
ただし、手づくりのため大量生産はいたしかねます。
在庫切れの場合、製作にはかなりのお時間をいただかねばなりません。
とくに、「季節もの」の商品は、来年まで再生産できない場合もございます。
そのため、ご注文はお早めにお願いもうしあげます。
※この作品は「売り切れ」となっております。
ご予約につきましては、以下のラインまたはメール・ファックスにてお問い合わせください。
ライン・FAX注文のご案内
ご注文は、インターネットのオンライン注文が最優先となります。しかし、「ライン・FAX」でのご注文も大歓迎いたします。
ライン・FAX注文のお支払いの「銀行振込み」のみとなります。
ライン・FAXでのご注文は、以下のボタンを押してください。ご案内のページへ移動します。
![抹茶碗黒釉金彩鳳凰のイメージ画像](https://jogaku.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/9cab5dbdda1a6ffa220af8a2c35a1b24.jpg)
8500円(税込)
大口注文は、お問い合わせください
5個以上ご注文や小売店さまの卸売りは、次のお問い合わせボタンよりご連絡ください。
上記以外の商品についてや商品の再入荷なども、お気軽にご連絡ください。
以下のボタンを押すと、お問い合わせのご案内ページへ移動します。